初鳴きウグイスと戯れる
昨日は森でウグイスが初鳴きした。毎年 4 月末に正確に飛来する。森で芽吹いているのはヤナギ(ネコヤナギとイヌコリヤナギ)だけ。梅の開花はまだ 2 , 3 日後だから「梅にウグイス」ならぬ「柳にウグイス」で、これは北海道ならではの光景だ。森にやってきたばかりのウグイスは、まだ「ホーホケキョ」とはさえずれない。「チョッ」「キョッ」と鳴く。上達するのを待っていると 4 、 5 日かかる。そこで私の出番となる。森に近づいて「ホーホケキョ」と口笛を吹けば、ただちに近くに寄ってきて(姿は見えないが)下手な大声で鳴き返してくる。 6ha の森から聞こえるのは 1 羽だけで、おそらくここがテリトリーなのだろう。だから口笛を競争相手の侵入と勘違いして、テリトリーの外へ追い払うための警告を発するのだと思う。この応答を 1 日かけて繰り返すと、みるみる上達して翌日か翌々日には「ホーホケキョ」と美しく鳴けるようになる。子どもが小さかったころ、わが家は毎年 5 月の連休を軽井沢で過ごした。高地の軽井沢の気候は北海道とほぼ同じ。あるとき北軽井沢の浅間牧場で、ウグイスとのこの戯れの面白さを知った。暇な方はお試しあれ。