タケノコご飯に舌鼓うつ
昨日は、生活クラブ生協から届いた立派な孟宗竹で、タケノコご飯と土佐煮に腕をふるった。時間をかけて丁寧に下準備をし、しっかり手順をふんだのでできは上々、舌鼓を打った。わが家は、というより私は本州植物の孟宗竹や真竹は食わず嫌いであった。これらは北海道では生育しないし、ドサンコの私はタケノコといえばササ竹か根曲がり竹しか知らず、これこそが山菜の王様だと思い込んでいた。初めて孟宗竹を見たのは学生時代、昭子と清瀬の平林寺を散策したときだが、そのときは「巨大なタケノコがあるもんだ」と驚いただけ。それから十数年。あるとき恩師の松下圭一先生がご家族と食卓を囲んで「今日はタケノコご飯だ!」とほほ笑む大写しの写真が朝日グラフに載ったことがあった。直後、これが話題になったとき、先生はタケノコご飯を知らない私を不思議がり、とにかく一度食べてみよと進言された。それ以来である。昭子は、私が改心?したことを喜んで美味しいタケノコご飯をつくるようになった。私はすっかりやみつきになって現在にいたる。いまは昭子に代わって私がつくる。ふり返ってつくづく思う。あのタケノコご飯知らずの十数年は人生における貴重な時間の損失だったと…。エゾエンゴサク(5)。
コメント
コメントを投稿