ホトケノザかオドリコソウか

 陽がよく当たる南側の壁際にオドリコソウが2かたまり咲いている。ところが植物図鑑『日本の野草』(山と渓谷社)によればこれはどうも「ホトケノザ」らしい。オドリコソウもホトケノザもシソ科オドリコソウ属に属している。オドリコソウは道端や畑の脇などに群生していてよく見かける。背丈は大きくなると30㌢ほどになり、花の色は淡紅紫である。これに対してホトケノザは、形状はオドリコソウとほぼ同じだが、小ぶりで背丈も10㌢ほど。花の色は紅紫で、オドリコソウより色が濃くメリハリがある。こちらのほうがいかにも「踊り子」を連想させるが、図鑑によれば北海道では生育しないことになっている。だからであろうか道端で見かけたことはない。庭のホトケノザと思しき花は自然に生えてきたもので、ここ以外では見たことがない。それも陽光がよく当たる一番暖かい場所だけである。どのような経路でここにたどり着いたのか、それともやはりオドリコソウなのか。図鑑を調べてもよく判別できない草花に時々出くわす。クリスマスローズ(12)、スイセン(13)

 

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