ダイコン掘って麹漬け
日中の気温があがって雪の表面が溶ける。それが夜間に凍ると翌朝は雪上をどの方角にも歩ける。ただし午前9時くらいまでが限度だ。この時期、わずかな期間だけ味わうことのできる楽しみの一つ。子どものころは仲良しの飼い犬に橇を引かせて無限の雪原(実は水田地帯)を走り回ったものである。隣村の菩提寺で生まれた全身黒のセパード。山川惣治の『少年王者』に出てくるライオンLにちなんで「エル」と名づけた。そんな遠い昔に思いを馳せながら、今朝は久しぶりに畑に出てダイコン掘りに精を出した。キタキツネの足跡が縦横に走り、ネコヤナギやイヌヤナギの芽がふくらむ堅雪の森を通り抜けて畑に出る。去年の晩秋、採れたダイコンを土に埋けて保存していた。一昨年は土かけが不十分だったためネズミと折半することになったが、去年はしっかり囲ったので、無傷で採れたてを思わせる瑞々しい状態で掘り出すことができた。とりあえず5㎏ほどを麹漬けにする。仮漬けと本漬けをくり返して2週間すれば美味しくいただける。雪中保存した野菜類は美味しさと栄養価が増す。もう少し先になるが、ダイコン漬けを味わいながら今年の畑の構想を練ることにしよう。
コメント
コメントを投稿