世界スノーマンレース

  好天気で除雪作業もないから、昨日の午前中はNHKBSをみた。メダルを競う冬季オリンピックは終わったが、世界にはこんなレースもある。「世界スノーマンレース」というドキュメンタリー。標高6000㍍を超すヒマラヤの険しく酷寒の山岳地帯を日本を含む各国から参加した10数名のスノーマン・ウーマンが190㌔を疾走する。主催者はブータン王室。3日間の過酷なレース中に走者が自分の目で捉え感じとった率直な思いを世界に発信してほしいという思いで企画したという。地球の温暖化がすすんでヒマラヤの大量の水を蓄えた氷河湖(ブータン国内に16カ所存在)が決壊2ヵ所)し、人々の命と生活、村の営みを一瞬にして跡かたなく飲み込んでしまう。走者たちは人の住めないガレ場と化した惨状をしっかり目に焼きつける。さらに、いつ決壊するかもしれない恐怖に苛まれながらヤクを飼い細々暮らす人々の声にも接する。レース終了後、走者たちは思い思いに感じとった温暖化の恐怖を語る。テレビを切って気づいた。「レース」なのに勝敗や順位は頭にない。そう、これこそが企画成功の証である。このテレビを見た一人として、ちっぽけなブログだが書くことでブータン王室の思いに心を寄せたい。この100年間で地球の氷河は半減した。 

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