4ヵ月ぶりに床屋に行く

 京都の日野山中に籠りっきりだった鴨長明は街に出るとき、普段の汚い身なりが多少は恥ずかしくなるといった。私はそこまでの隠遁生活はしていないが、昨日はわが身をみかねて4か月ぶりに床屋に行った。あいの里生活30年で行きつけの床屋さんは現在が2軒目。最初はこれから生活する地域のことが知りたくて、そのためにはこの土地で長く営業している高齢の床屋さんが一番と駅近くの店を探し当てた。甲斐あって親しくしていただいたが不幸にも病に倒れられた。その後は現在に至る20年来の床屋さん。私より半回りほど年下で十勝の本別町出身。十勝は中札内村、池田町、足寄町、芽室町、鹿追町、士幌町、帯広市など馴染の自治体がたくさんある。本別町もその一つで農業と福祉のまちづくりに力を入れる活気のあるまちだ。北大生を引率してまちを隅々まで見学したこともある。共通の知人もいる。そんなことから床屋の主人・稲田さんとは近隣自治体のこともふくめて何かと話題が尽きない。それに稲田さんは農家の経験が豊かで現在も趣味の菜園を試みているから話が楽しい。いつも<床屋談義>を超えた稲田さんの存在を感じながら帰ってくる。

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