人より先に酔いつぶれない
この時期、忘年会の誘いが舞い込む。差し障りがないかぎり参加する。けれども私は「酒という文字をみるさえ嬉しきに飲めという人神か仏か」(土井晩翠?)と想うほどのサケノミではない。私は自分の学問を自嘲して「居酒屋自治体学」という。若いころから恩師や研究者、長・職員・議員などの親しい仲間と酒を飲んではいつも「自治体」について侃々諤々議論してきた。酒がすすんで柔かくなった面々の頭から発する情報・知見・ヒントから受けた刺激ははかり知れない。忘れないよう帰宅の電車やタクシーのなかでメモ書きすることもしばしば。けれども人よりも先に酔いつぶれたのでは話にならない。そこで美味しく飲めて酔いもほどほどの体にあった酒を探した結果、行き着いたのはブランデー。だが普通の居酒屋にはおいていないので、当時はめずらしかった焼酎を代用した。ブランデーの飲歴は、VSからはじまって、収入が増えるにつれVSO→VSOPと格があがり、北海道にUターンしてからはもっぱら池田町のスプレンダーXO。酒の味だけでいえば本当は日本酒もいい。きりたんぽ鍋をつつきながら秋田の銘酒「大吟醸まんさくのはな」が飲めたら…。
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