10数年ぶり庭にクマゲラ

 庭にクマゲラがやってきた。昭子が最初に見つけ大声をあげた。庭の木々がすっかり葉を落とし、地面は白一色だから黒いクマゲラは目立つ。それに動きが速いからいっそう目につきやすい。ほんの数秒間のことであった。庭の南側のカツラにとまったかと思えばすぐに西側のナナカマドに移動、そして森に消えていった。私がクマゲラに出会ったのは長い人生でたったの3回。そのうち2回はこの庭。この前飛来したのは10数年前でこんな市街地で出会えるなんて想像もしていなかったからいたく感動した。一瞬のことで姿ははっきりとは確認できなかったが、キャッキャッという鳴き声は覚えていたからすぐクマゲラとわかった。最初に見たのはオホーツクの小清水町。仲間と「オホーツクの村」と称する森づくりに勤しんでいたアニマルドクターの竹田津実さんが森を案内してくれたときのこと。「直径が20㎝に成長すればアカゲラが営巣する。それが間もなく見られるだろう」と話されたとき、なんとアカゲラならぬクマゲラがけたたましく鳴いて飛来したのである。アカゲラに魅せられて越してきたことをはじめわが家はゲラ類と縁が深い。コゲラも時々やってくる。

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