私も猿並みの発見をした

  あの暑い夏がウソだったかのように吐く息は白くなり、数日前には旭岳の初冠雪が報じられた。札幌の初雪はいつかと手稲山の頂に目をやることが多くなった。畑の片づけは大方終了し、ダイコン、サツマイモ、ビーツを残すのみとなった。これらは数日後には収穫しようと思うが、トマトだけはまだそのままにしている。今年はトマトの栽培にひと工夫凝らしてみた。トマトは脇芽を放置すれば成長を妨げるので、見つけ次第摘み取って捨ててしまう。だが、この脇芽は水にさしておけば34日で発根する。これを植えつければ種や苗から育てたものと変わりなく成長する。そこで今年は脇芽をとる時期を少しずつずらしながら20本ほど育ててみた。結果は良好であった。この方法で例年よりはるかに長い期間トマトを食し、この時期まだ楽しめている。経験から、できるだけ根元に近い太い脇芽を発根させたほうが成長も結実もよいようだ。摘んで水たまりに放置していた脇芽の発根を偶然発見してはじめた。酒は木のウロに放置した果物が自然界の酵母菌の働きで酒に変わることを猿が発見したことがコトハジメというまことしやかな説がある。私も猿並みの発見をした。

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