冬の食卓に添えたい絶品
畑の後片づけの一方、手塩にかけた作物は無駄にしない精神なので、秋は台所に立つ時間がけっこう長くなる。獅子唐辛子の葉は油と酒・砂糖・醤油の基本割合(1対2対3)で炒めて佃煮にし、煮沸消毒した容器に小分け保存する。栗は渋皮のままあく抜きを数回くり返しながら甘く煮て瓶詰保存。そのまま食べてもよし、ケーキなどに使ってもよし。茹でたトウモロコシの粒は小分けして冷凍保存、コーンスープやサラダなどに使う。完熟したトマト(イタリアントマト)はケチャップにする。ヤマブドウはジャムにした残りは市販の酵母を使ってワインにする。出来がよいときはワインとして楽しめるし、そうでなければ料理酒になる。余ったキュウリは甘酢煮にして冷凍保存すれば味が低下せずに長持ちする。例えば6本の場合。タテ2つに割って短冊に切り、塩(小さじ1)をふって約20分間水気を切ったあと、唐辛子2本を加えてサラダ油(大さじ1)で軽く炒め、あわせておいた酢(大3)・砂糖(大4)・醤油(大1)・塩(小1~2)を加えてひと煮たちさせたらできあがり。これらがなくても生きていけるが、冬の食卓にもう一品、畑の風景という絶品を添えることになる。
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