チンオモウフニワガコウソ…
読者からメールをいただいた。9月1日のブログに書いた元春さんの戦時用語とはどのようなものかということであった。まったく未整理のはずかしい覚え書きだが、パソコンから引き出し差別用語もそのままにしてお示ししよう。高校生になってから実際の言葉に置き換えたものも多少ある。不正確さは否めない。元春さんは国民学校時代は軍国少年だったそうだが、戦争に対する善悪や好悪などの感情は交えず、自らの体験や時局のなかで接した情報などを戦争の「事実」として話してくれた。1953年から1958にかけてのころでいつも同級生の敬直君(元春さんの甥)と一緒に聴いた。場所は主に納屋。座って作業をするときでなければ話はできないから、冬季の俵編みの時が多かったように思う。元春さんの話しのどかには必ず教育勅語の復唱が混じっていた。私もいつしか、意味もわからないまま「チンオモフニワガコウソコウソウクニヲハジムルコトコウエンニ…」と全文諳んじて現在に及んでいる。元春さんは私たちに反戦教育をするつもりはなかったと思うが、成長するにつれ「歴史」の問題として戦争の本質を考える材料をたくさん与えてくれた恩人である。
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元春さんから教わった戦時の言葉
太平洋戦争、大日本帝国、大東亜共栄圏、大東亜戦争、日の丸、君が代、国体、天皇陛下、天子様、現人神、神国日本、神風、教育勅語、御真影、皇居遥拝、天皇陛下万歳、皇軍、五族協和、満州国、満蒙開拓団、真珠湾攻撃、沖縄戦、広島原爆投下、ピカドン、長崎原爆投下、函館・釧路空襲、戦艦ミズーリ、ポツダム宣言、無条件降伏、玉音放送、治安維持法、憲兵、戦陣訓、非国民、大本営発表、作戦参謀、陸軍・海軍、海軍兵学校、陸軍士官学校、関東軍、陸軍第七師団(旭川)、北京、南京、台湾、露営の歌、愛馬行進曲、加藤隼戦闘隊、海ゆかば、出征、出陣、戦地、占領、現地調達、特攻隊、軍服、軍帽、軍刀、軍馬、大砲、玉砕、侵略、進軍、転進、突撃、歩哨、英霊、鬼畜米英、ABCD包囲網、満州事変、盧溝橋事件、張作霖、チャンコロ、支那人、チョン、強制連行、贅沢は敵、欲しがりません勝つまでは、鉄カブト、七つボタン、一億総動員、一億火の玉、徴兵、赤紙、召集令状、兵隊検査、勲章、背嚢、軍用飯盒・水筒、軍用スキー、日の丸弁当、さつま芋、すいとん、芋パン、乾パン、便利子袋、慰問袋、軍馬徴用、ヒットラー、ムッソリニー、東条英機、山本五十六、トルーマン、スターリン、チャーチル、蒋介石、毛沢東、国際連盟脱退、日独伊三国同盟、ソ連参戦、レイテ決戦、本土決戦、提灯行列、ハワイ、サイパン、グアム、マキン・タラワ、硫黄島、シンガポール陥落、インパール作戦、ミッドウエー、ガダルカナル、守備隊、焦土、焼け野原、捕虜・虜囚、学徒出陣、士官学校、水兵、予科練、少年飛行兵、隣組、国防婦人会、大政翼賛会、勤労動員、女子挺身隊、一等兵・二等兵・上等兵、軍曹、下士官、将校、大将、桜に錨、七つボタン、捕虜、収容所、強制労働、トーチカ・塹壕、友軍、行軍、機関銃、戦車、軍艦、航空母艦、赤城、駆逐艦、戦艦大和、潜水艦、艦砲射撃、火炎放射器、ゼロ戦(零式戦闘機)、飛燕、グラマン、ロッキード、B29、焼夷弾、魚雷、人間魚雷、手りゅう弾、機雷、厚木飛行場、マッカーサー元帥、シベリア抑留、樺太、台湾、ご聖断、玉音放送、戦死・戦死者、復員・復員兵、引き上げ、傷痍軍人、焦土、焼け野原、戦災孤児、闇市、占領、進駐軍、供出、統制、買い出し、配給、自決、懐刀、産業報国、援農、国防、遺骨・遺品、白木の箱、軍票、脱走兵、舞鶴港、軍旗、軍属、火炎放射器、横流し、町内会・部落会、初年兵、上官の命令は朕が命令と心得よ、ふけ飯、ウグイスの谷渡り、皇居前広場、軍法会議、軍人勅諭、軍神、軍律、脱走、捕虜収容所、敵性語、東京大空襲、ビンタ、銃後、竹槍、匍ふく前進、空襲警報、防空壕、防空頭巾、灯火管制、学童疎開、代用食、ゲートル、国防色、一億火の玉、一億総動員、のらくろ、国民学校、軍事教練、軍律、松脂油、木製機 (2008年12月29日記、本年元春さん永眠す)
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