映画「沖縄決戦」を観て

 今朝は快晴だが一昨日から昨日の午前中は恵みの雨で終日畑には出られなかった。そのため午後は時間がたっぷりあってNHKBSで映画「激動の昭和史沖縄決戦」(1971年、岡本喜八監督)を観た。小林桂樹、仲代達矢、丹波哲郎、東野栄次郎ら往年の俳優たち。何度も観た映画だがいつも心を新たにする。米軍をして「ありったけの地獄を集めた戦場」といわしめた、太平洋戦争唯一の国内戦。日本軍は連合軍の本土攻撃を沖縄で食い止めようと大量の兵力を送り込んだ。米軍上陸の326日から牛島司令官らの自決で第32軍の組織的戦闘が623日に終結するまで、10代前半の子どもをふくむ武器をもたない県民が軍に協力させられ、軍民混在の悲惨な地上戦が続いた。また、自国兵による住民からの食糧強奪、スパイ嫌疑による虐殺、さらには追い込まれた住民の集団自決があって、延べ20万人以上の死者を出した(軍人・軍属94千、住民94千、米軍12千)。「(沖縄に)寸尺の土地の存するかぎり戦い続ける」とした司令官の無謀な精神主義が沖縄戦の悲惨さに拍車をかけた。私は沖縄の「623日」と日本の「815日」を同じ重さで受けとめるよう心がけている。

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