紙智子さんと内山勝人さん

 共産党の参議院議員・紙智子さんが24年の議員活動を終えて勇退される。最後の討論にたたれた紙さんは、福島の原発事故、父親の戦争体験、そして議員生活でとくに力を入れた農林水産業などに思いを馳せて、だれもが感動する熱い演説をされた。本会議後の任期満了議員の送別会では、自民議員が「討論を聞いて涙が出た」「紙さんは国会の宝だ」と述べたそうだが、政敵ではあっても人間・紙さんへの実直な思いは隠せなかったのだろう。私は紙さんの夫の内山勝人さんと「山菜友だち」だった。その内山さんが2012年に亡くなられたとき、紙さんは「人間と自然と北海道をこよなく愛し、何ごとも一生懸命な人だった」と追悼された。私は紙さんの生き方も同じだと思う。それに調査能力、政策能力は2人とも抜群で、表現能力にも優れている。私は内山さんの「小林多喜二の母『セキ』さんの想い出」という珠玉のエッセーはいまも大事に持っている。紙さんは討論で、えりも町の漁師から教わったという「志高清遠」(清い心で遠大な理想をもって生きよ)を紹介して締めくくられた。私はこの心打つ討論全文を入手して内山さんのエッセーとともに時々読み返そうと思う。開花→ワレモコウ(103)、アンジェラ(薔薇104

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