面影偲ぶシャガの花

 いまは森と庭がいちばん美しい季節。まもなく森全体が濃い緑の塊になるが、いまはまだ木々の葉の量は幹や枝を覆い隠すほど圧倒的ではないから、沈む夕日を木漏れ日にする隙間がある。概して淡い初夏の紅葉の森から、昼間はカッコウやツツドリが、夕方にはアカハラの美しい声が響いてくる。夜になれば、まもなくエゾセンニュウが「じょっぴんかけたか」と叫んでくるだろう。たくさんの生きとし生けるものたちに交じって、「権兵衛種まきゃカラスが突く」の構図さながら私も畑に追い立てられている。ようやく耕しが終わってこれから天候とにらめっこしながら種まきと植えつけに移る。庭のたたずまいも日々変化している。ズミの白い花と朱のツツジはいまが満開だが、昨日からは空から降るようなキングサリがこれに加わりだした。シャガも本格的に開花して可憐にゆれている。シャガは昭子が小学生のとき亡くなった母が愛でた想い出の花。練馬区の庭から移植した。→亡き母の面影しのぶシャガの花。来週には私たちの学生時代からの親友が宝塚から泊まりにくる。きれいな庭を見せたいと、昨日は一日かけて楽しく庭の清掃と草ぬきに精を出した。開花→キングサリ(72)、シラー(73

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