カツラの葉は2度紅葉する
庭のカツラの木を剪定した。屋根からの落雪をカツラの周囲に高く積み上げ、これを踏み台にノコギリで剪定する。早くしなければ融けて足場がなくなる。この作業は毎年行なう。カツラは放っておくと巨木化する。アイヌの人たちがくり抜いて丸木舟をつくったほどだから推して測るべし。そんな木をなぜ庭に植えたのか、だれもがそう思う。理由は単純。妻の昭子がこの木を好むからだ。春、カツラは丸くて小さな新葉を淡い赤茶色に染めて萌え出す。そして秋、夏のあいだ繁茂して庭を被った葉は一気に真黄色に変色。要するにカツラは春と秋に2回紅葉するのである。わが家では「春の紅葉」「秋の紅葉」と呼んでいるが、昭子はどちらかといえば春の紅葉のほうが好きらしい。今年は強剪定したのでどんな春の紅葉がみられるか楽しみだ。そしてこのカツラ、あるとき昭子に大きな恵みをもたらしてくれた。1999年5月、彼女が脳内出血を発症して言葉を失ったとき、これをとり戻す手助けをしてくれたのである。この感激は5月のブログに書くことにしよう。
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