待ち遠しい土用の丑の日
土用の丑の日が近づく。定番はウナギ。わが家もこの日にかこつけて、普段は高くて手が出ないウナギを年に一度いただく。「夏バテ防止のため」などという根拠なき俗説を信じたふりをして…。こんな風俗いつころからか。時代考証の本によれば、江戸中期の鰻屋が商売の夏枯れを防ぐためにウナギを食べさせる策略をめぐらせたのがコトのはじまりという。ちなみに、コメについても「百相場」といって銭百文で買えるコメの量を目安に乱高下が激しい米価を注視していたとも書かれていた。庶民の苦しい食べ物事情は江戸時代も現在も変わりないが、ウナギの値段は江戸末期ころから高くなったらしい。私は、畏友の西寺雅也さんが市長だった岐阜県の多治見市に自治基本条例の講演に行ったときいただいたウナギの蒲焼が忘れられない。大げさにいえば「日本一の蒲焼」だと思った。そのあと西寺さんは日本一ハイレベルの自治基本条例(市政基本条例)を制定された。時が流れてそのときの講演内容はもうおぼろげだが、あのウナギの味はしっかり覚えている。資源の減少はじめ今日のウナギ事情の厳しさ複雑さ知りつつ、それでも私の舌は土用の丑の日を待っている。開花→トケイソウ(136)、オオウバユリ(137)
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