食卓に浮かべる笑顔と風景

 私が家の台所の支配権?を得て26年。妻の昭子が病に倒れて3度の食事づくりが私の仕事になったため。嘆きはやめてしっかり向き合おうと3つのことを心に決めた。①料理は手づくり、②食材の安全にこだわる。これを基本に③食卓をキャンパスに見立てて、そこに北海道の地域の風景と生産者の笑顔を浮かぶ食卓にしよう。この基本は現在も続けている。とはいえ私のオリジナリティというよりは、昭子が敷いていたレールの上を走っているだけなのかもしれない。安心安全な食材を配達してくれる「生活クラブ生協」と、養鶏を営む甥が運んでくれる「なんでも百姓クラブ」の面々の食材が基本だから、普段は買い物に出ない。人はそんな<食>はお金と時間がかかるという。私は屁理屈をいって言葉を返す。何にお金をかけるかは優先順位の問題だから他を節約すればよい。それに台所にいながら毎日道内旅行を楽しんでいると思えば、多少割高になっても許容の範囲内だと。年金生活の身で時間は十分ある。わが家には冷凍食品は自然解凍、レトルトも使わないから電子レンジもない。「引かれ者の小唄」といわれようとも、最高の食生活だと自賛している。だが人には強要しない。開花→ヒメイチゲ(92)、タッタナデシコ(93)、ムシトリナデシコ(94)、アトランティアスノースター(95

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